① 厚すぎず、読みやすい問題集の「基本問題のみ」解いていく
見ているだけでモチベーションが下がってくるような問題集はやめましょう。細かい字が狭い行間に詰まっている問題集、厚すぎる問題集はやめましょう。意欲の低下だけでなく、この段階で時間のかかる難問集は効率がとても悪いです。旺文社さん学研さんなどの大手問題集もよくできていますが、今まで2,000人以上を指導してきて最終的にたどり着いた問題集は森塾さんで出している「フォレスタ」です。基本を最速で学ぶことができ、その多くがテスト・受験に出る重要な部分から学んでいく作りになっています。「一人での取り組みやすさ」「モチベーションの維持」というところから考えると「フォレスタ」はダントツだと思っています。この問題集は森塾さんに入塾するか、ライオンズ学習chの会員(無料)になっていただくと購入することができます。
②一単元をイッキにすすむ
問題集は最初から基本・標準・発展とはじから完璧に仕上げようとする方法は間違っています。多くの人はそれで途中で挫折し投げ出してしまうのです。まずは「基本」だけをイッキにすすめていきます。受験なら全範囲を、そして定期テストならテスト範囲をまずは「基本だけ」やり切ります。全体像をつかむと仕上げの意識が高まっていきます。
例えば木彫りのクマを作りなさいと言われたら、まずは大さっぱに形を整え、少しずつクマの形に近づけていき、最後には細いところに手をつけていくことでしょう。そして何度も全体像を見直し、気になるところに手を加え、仕上げていくのではないでしょうか。最初から爪の先を細部までという人はいないと思います。
基本問題を仕上げるだけで公立学校の定期テストなら平均点を超えることができます。